冬物クリーニングでダウンジャケットを出す際の注意点は?

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お気に入りのダウンをドライクリーニングに出したら形が変わってしまった、というショックなケースが増えているそうです。あるダウンについては、クリーニング店も注意を促しています。その問題になっているのが、シームレスのダウンジャケットです。

今季購入したばかりの大切なダウンコートがシームレスなら要注意、いつものクリーニング店に出す前に、何が問題になっているのか確認しておきましょう。

ダウンジャケットをクリーニングに出す際の注意点

ダウンジャケットをクリーニングに出すと必ずトラブルが起こるということではもちろんありません。お持ちのダウンがシームレスダウンの場合には注意点がありますので、その表示をよく読むことが必要になります。

ダウンジャケットのお手入れ

たとえばユニクロは、ウルトラライトダウンの日常の手入れは手洗いで、シーズン後にしまう前にはきちんとドライクリーニングを行うことを推奨しています。

ドライクリーニングは水鳥の羽の油を奪うことになり、劣化を早める恐れもありますが、汚れをきちんと落とすためには、やはりドライクリーニング店にお任せしたいものです。

ユニクロもシームレスダウンについては、クリーニング店でのウェットクリーニング(水洗い)または、自宅での手洗いを推奨していますので注意が必要です。

シームレスダウンの特徴

シームレスという縫い目のないダウンジャケットは、縫製によってキルティングするのではなく、樹脂で圧着するシームレス加工という技術で作られたダウンジャケットです。その造りがドライクリーニングには要注意なのです。

今までのダウンジャケットには縫製することによってできる小さな針穴がありました。この針穴はとても小さいものですが、着用やクリーニングすることで広がっり、羽毛の噴き出しがどうしても起こっていました。

その気になる羽毛の噴き出しをなくし、撥水、防風、軽量化まで実現して、様々な問題をクリアし、人気が出たのがシームレスダウンです。

シームレスダウンの弱点

機能的はとても魅力的な新しいダウンジャケットですが、その機能のためポリウレタン圧着という方法で作られています。

ポリウレタンは経年劣化により、3年とも言われていますが、ある程度着用しているとその圧着が剥がれてしまうのです。合成皮革パンツ、ジャケット、ストレッチ素材のパンツなどにも用いられています。長く着ていれば素材の劣化は防ぎようがありません。

ダウンをメルカリやヤフオクなどで購入される方も多いと思いますが、フリマアプリやオークションサイトでは、新品でない限り、年数が経過し、剥がれなど素材の寿命が近いシームレスダウンが売られていることもあります。

そのような中古品を購入する場合は、素材の特徴も考慮して購入しないと、せっかく購入しても劣化が進みほとんど着られなかったということになりかねません。

シームレスダウンは水洗い

洗濯表示を見ればわかるはずなのですが、ポリウレタン樹脂が使われていれば、原則は手洗いかウエットクリーニングと指示されているはずです。ところが一部「ドライクリーニング可」の表示がされているものがあり、それらが主にクリーニング事故の原因になっているようです。

シームレスダウンをクリーニング店に出したいなら、ウエットクリーニングで、ドライクリーニングであれば、圧着部分が剥がれずクリーニングが可能かどうかをお店に確認することを忘れないようにしましょう。

クリーニングに出す前のチェック

ダウンジャケットだからと安易にクリーニング店に持っていくのではなく、きちんと洗濯表示を確かめて、余計なトラブルを未然に防ぐために出す側の意識を高めることが大切です。

冬物のクリーニングは、金額も高めになりがちです。それなのに形が変わった、汚れが落ちていない、などがっかりしないように、ドライクリーニングができる商品かどうか表示の確認、汚れをきちんと落としてもらうために汚れの個所をあらかじめ把握する、この2点を実行するだけで、後から嫌な思いをすることはなくなるはずです。

日ごろから衣類のお手入れに関心を持つことは大切です。次のシーズンも気持ちよく着るために、お気に入りの高級ダウンをクリーニングするなら、それを専門にしている知識と技術を持ったクリーニング店を選ぶことも重要です。

大切な衣類を適切な洗濯やクリーニングで大事にケアして、無用なトラブルを防ぎたいものです。