トルツメの蜃気楼のDVDを観ました【感想】
「わたしの、領分」を貸してくれた心優しい友人がお勧めということでこちらの作品も貸してくれました。
2016年11月3日~11月13日公演です。5126秒=約85分です。
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「トルツメの蜃気楼」感想

主人公は編集プロダクションで校閲の仕事をしている女性。ある日、上司から、アイドルにならないか、と誘われ、地下アイドルに挑戦してみるというあらすじです。
「トルツメ」とは校閲用語で取って詰める、という意味らしいです。作品の中で上司が「人生もトルツメで完璧になればいいのに」(意訳)と言っていました。
何者にもなれなかった人の、それからの人生。そんな命題の作品です。
人生に迷走している感じになってしまっている今の私に、とても沁みる作品でした。まだ何者にもなれていない、そして、何者にもなれないであろう、私。でも、生きていくと決めた。
目の前の小さな目標は叶えることができているけれど、夢は叶えられていない。叶えられない可能性の方が高い。でも、人生は続いていく。人生を歩んでいくと決めた。
人生は長い。人生には無限の可能性がある。人生は何が起こるか分からない。この一回きりの人生を、一生懸命生きて行こうと思いました。