熱中症予防はいつからいつまで?予防法となった時の対処法は?
北海道はもうだいぶ秋めいてきましたが、本州ではまだまだ暑いですね。熱中症予防っていつごろから始めて、いつごろまでするべきなのか知っていますか?実は、梅雨の開始時期から暑さがおさまるまでした方が良いのです。熱中症予防の具体的な開始時期と終了時期、熱中症の予防方法と、熱中症の疑いがあるときの対処方法を紹介します。
Contents
熱中症予防はいつから始めるの?

気温と湿度が上昇する、梅雨入りしたころから始めたほうがいいでしょう。梅雨入り前でも、気温が上昇している日は熱中症予防をしましょう。梅雨入りの時期は毎年違いますので、天気予報できちんとチェックしましょう。
熱中症予防はいつまでするの?

最高気温が28度未満になるまで続けた方が良いでしょう。その年にもよりますが、だいたい9月いっぱいまでは熱中症予防をしましょう。
熱中症はどこでなるの?

環境
- 気温が高い日
- 暑くなり始め
- 湿度が高い日
- 風が弱い日
- 日差しが強い日
- 熱帯夜の翌日
- 照り返しが強い場所
- 熱いものがそばにある場所
- 急に暑くなった日
- 冷房の効いてていない室内
からだ
- 水分不足時
- 低栄養状態
- 体調不良
行動
- スポーツ中およびスポーツ観戦中
- 激しい筋肉運動や慣れない運動中
- 長時間の屋外作業
- 就寝中
- 水分補給できない状況
熱中症の予防方法は?

- 涼しい服装
- 日陰、日傘、帽子の利用
- 水分・塩分補給
- 適切な空調設備の利用
熱中症予防に効果的な飲み物
水、麦茶などのノンカフェイン飲料を意識してとるようにしましょう。たんぽぽ茶(タンポポコーヒー)、ルイボスティー、黒豆茶、コーン茶などもノンカフェインなうえ、ミネラルも補給できるのでおすすめです。
運動などでたくさんの汗をかいたときは、スポーツドリンクや経口補水液など塩分やミネラルも一緒に補うようにしてください。ただし、スポーツドリンクは運動量の多い人が、水分補給に必要なエネルギーやミネラルを補えるように作られているので、運動をしない人が飲むとカロリーのとりすぎや高血糖症状になってしまうこともあります。
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熱中症予防に効果的な食べ物
カリウムを多く含む食品
- 海藻
- バナナなどの果実類
- ほうれん草などの野菜類
- さつまいもなどのイモ類
- 豆類
- 魚類
- 肉類
ビタミンB1を多く含む食品
- 豚肉
- 大豆
- モロヘイヤ
- 玄米
- キノコ類
ビタミンCを多く含む食品
- 赤・黄ピーマン
- じゃがいも
- キウイフルーツ
- レモン
- アセロラ
- さつまいも
クエン酸を多く含む食品
- 梅干し
- レモン
- ゆず
- オレンジ
- 酢
熱中症かも……対処方法は?

熱中症の対処方法については環境省のサイトに詳しく図解されていますので、このチャートにそって対応しましょう。
熱中症と疑われる症状
- めまい
- 立ちくらみ
- 手足のしびれ
- 筋肉のこむら返り
- 気分が悪い
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- 虚脱感
- いつもと様子が違う
- 返事がおかしい
- 意識消失
- けいれん
- からだが熱い