韓国がGSOMIAを破棄!日本にどんなデメリット?

2019年8月23日ライフ安全保障, 政治

韓国青瓦台(大統領府)は2019年8月22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIAを更新しないことを決めたと発表しました。厳密には「破棄」ではありません。日本にはどんなデメリットがあるのでしょうか?調べたところ、日本の方は比較的デメリットは少なさそうですが、韓国の方が圧倒的にデメリットが多そうです。

そもそもGSOMIAとは?

「GSOMIA」はGeneral Security of Military Information Agreementの略で、「ジーソミア」と読みます。
GSOMIAとは、同盟など親しい関係にある2国あるいは複数国間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ協定で、この協定は、軍事技術だけではなく戦術データ、暗号情報、高度のシステム統合技術など有事の際の共同作戦に必要な情報が網羅的に対象となります。

GSOMIA自体は、共有する情報のレベルを決めるものではない。その前提としての条件づくりであって、実際にどんなレベルの情報を共有するかは、後で別途決められ、2019年8月現在、日本はアメリカ合衆国やNATOなど7カ国と、アメリカ合衆国は60カ国以上と、韓国は33カ国とこの協定を締結しています。

「GSOMIA」破棄で日本にデメリットはあるの?

GSOMIAの効果としてよく言われるのが、日韓の情報能力の相互補完で、 この協定があったことで、例えば、北朝鮮がミサイルを発射した際に、同じ朝鮮半島で監視している韓国が捉えた情報を日本も得ることができました。同様に、韓国も日本が得た情報を受け取ることができるという利益があるが、これがなくなってしまう可能性があります。

日本は哨戒機や偵察衛星など情報収集資産で勝り、韓国は脱北者を通じた人的情報、北朝鮮のミサイル発射初期の把握で優れているから、協力し合えば互いに有益というものです。
「GSOMIAのメリットは、韓国のほうがより多い」、「北朝鮮が発射するミサイルの着弾点や高度、飛行距離などを分析する技術は日本の方が高いから」などと言われています。

アメリカは、GSOMIAは軍事情報面における同盟国のネットワークの重要要素と認識しており、米中覇権争いを展開する北東アジア地域の中で、日韓間のGSOMIAが破棄されることは、米国にとっては極めて痛手になりそうです。

いま軍事情報の共有がストップすることで、きわめて不都合な生じる分野があります。それは、米韓および日米の共同作戦です。日韓のGSOMIAは単なる二国間の軍事協定ではなく、東アジアで、アメリカを中心に日米韓が共同で中朝に対処しようという、大きな枠組みの中の話でもあります。

共同作戦を行う際、アメリカ軍は入手し得た軍事情報を最大限に利用します。アメリカ軍が独自に得た情報に、日本や韓国から得た情報をすべて加えて作戦を立案します。 ところが、日韓に軍事情報協定がないと、公式にはそれができなくなります。

「GSOMIA」破棄、日本・韓国・アメリカの反応は?

日本政府はGSOMIA締結前に戻るだけだから、安全保障上はアメリカと密に連絡を取ればいいという反応です。
韓国の政府野党や専門家は頭を抱えているうようです。
アメリカの政府関係者は激怒しているようです。

私は、日本も韓国も大人の対応をしてほしいと思います。

韓国のりでも食べて落ち着きましょう

2019年8月23日ライフ安全保障, 政治

Posted by ナオ