子宮体がん【体験談】
私の母は55歳頃に子宮体がんに罹りました。健康診断で見つかったそうです。ステージIでリンパへの転移はなかったそうです。母は、子宮および卵巣の全摘出を選択しました。手術は内視鏡手術で行いました。
手術は成功。念のため、股のリンパ節も摘出しました。抗がん剤治療や放射線治療はありませんでした。腹部の手術ということで、しばらく口からの食事はできず、栄養剤の点滴のみでした。
母は段々と空腹に耐えかねて、「食事はまだ食べられないんですか?」と聞いたそうです。そうしたら、予定より少し早めに食事が口から摂れるようになったそうです。
術後の経過も順調で、元気な入院患者をしていたそうです。母は、テレビを見るのが大好きな人なので、テレビを見て過ごしていたそうです。
術後は1年ごとに検診に行っていました。手術から5年後の検診で、特に異常はありませんでした。これで、がんが完治したと言えます。5年後の検診が終わった後も、母は継続して年1度がん検診に行っています。
ちなみに、私は、母の手術には立ち会えませんでした……。遠方で独り暮らしをしていたので……。がんだという連絡も、手術する連絡とかも一切ありませんでした……。
余談ですが、同じ病棟のがん患者が、手術前の自己輸血用献血をした後、病状が悪化して亡くなったそうです。この話を聞いて、私の自分の手術の時に自己輸血用献血しなくて良かったと思いました。主治医からは勧められたのですが。
さらに余談ですが、母は、手術後、会社を早期退職制度を使って退職しました。