USBメモリ1本49万円(約50万円)で売りつけるマルチ商法詐欺にご注意!成人大学生がターゲット!手口を紹介!

2019年8月29日お金パソコン, 周辺機器, 犯罪

首都圏の一人暮らしの大学生を中心にUSBメモリを1本49万円で売りつけるマルチ商法詐欺の被害が増えています。USBメモリを1本49万円で売りつけるマルチ商法詐欺の手口とその詐欺に遭わないための方法、そして万が一被害に遭った場合にどうしたらいいのかを紹介します。

USBメモリ1本49万円(約50万円)で売りつけるマルチ商法詐欺の手口は?

被害者をA、Aに話を持ち掛ける友人をB、自称投資家をCとします。BとCはAを詐欺にかけようとしています。

  1. BはAに話を持ち掛け、Cに合わせてあげると言って3人で会うアポを取ります。
  2. 後日、AはBとCに会い、Cは「日経225の先物取引で確実に儲かるシステム」を力説し、そのシステムが入っているというUSBメモリを49万円で購入するよう勧誘します。 これを長時間にわたって洗脳トークを浴びせます。
  3. Aが断ると、「ローンで払えばいい、儲かるのですぐに返済できる」「このシステムを人に紹介するとバックマージンとして一人あたり5万円貰える」などと言い、長時間軟禁されます。
  4. 「Bが儲け話をタダで教えるのはBにとって損なのに、自分を特別に思ってくれているから誘ってくれている=断ってはBに悪い」という心理にさせて追い込んでいきます。
  5. ネット証券口座をその場で作らされます。この時職業などを詐称をして口座を開設します。
  6. Bに消費者金融に同行され、学生ローンの借り入れをさせられてしまい、借りたお金はその場でUSBメモリと交換します。そして、契約書にサインしてしまします。Cは「大事なものだから預かる」と言って契約書をCが持ちます。
  7. AがUSBメモリの中身を見て「理解できない」「解約したい」と訴えると、「勉強会」という名の「有料セミナー」へのしつこい勧誘が始まります。
  8. (7)のやりとりの間でクーリングオフ20日間は過ぎ去ります。
  9. Aが警察に相談しようとすると、Cが「俺が音声を録音しているので強要はないことは明白だよ」「そもそもAは契約書を持っていない」「A自身が結果として詐称して口座を開設しちゃったしね」と言って、結果、泣き寝入り。

なぜ49万円なの?

多くの業者が学生ローンの限度額の上限を50万円に定めているからだと思われます。

なぜ一人暮らしの成人(20歳)の大学生が狙われるの?

  • 学生であっても成人であれば未成年者取消ができません。
  • 成年に達すれば、親の承諾なしにローンやクレジットカードを作ることができます。
  • 一人暮らしを始めることで親の監視の目が緩くなりがちです。
  • 特に一人暮らしの場合、証券会社からの郵便物(書留なので実家住まいは親にバレる)を受け取れるのは本人だけなので騙すのに好都合です。
  • 友人を傷つけたくないという仲間関係の維持に気を取られ過ぎる傾向があって、断ることができない。
  • 「(友人であっても)毅然と断る」ことも時には必要という教育を受けてきませんでした。
  • 社会経験のなさと知識不足です。
  • 経済的に苦しい学生が増える中、少しでもラクをして「勝ち組」になりたい願望があります。

USBメモリ1本49万円(約50万円)で売りつけるマルチ商法詐欺に遭わないためには?

マルチ商法の勧誘は友人・知人など身近な人からもちかけられます。

親しい人の誘いでもきっぱり断る

勧誘されていると気づいても、相手との人間関係が頭によぎると、断る勇気が出ないかもしれません。しかしどんな相手でも、受け入れられない話はきっぱりと断ることが大切です。「その商品は自分には合わない」などの理由をつけて明確に意思を示しましょう。

甘い言葉を信じない

「確実に儲かる」「絶対に損はしない」といった断定的な表現で入会のメリットを強調してきます。勧誘の甘い言葉を安易に信用しないようにしましょう。

軟禁されたら、その場を去る方法を考える、もしくは相談窓口に電話する

「トイレに行きたい」と言えば、さすがにその場を抜け出せるのではないのでしょうか。そのトイレが緊急であることも確実に伝えてください。「もう漏れそう」とかでしょうか。そして、そのまま帰れそうなら帰り、帰れそうになければ、トイレから次の段落に記載の相談窓口に電話しましょう。
万が一軟禁されたときに対処できるよう、相談窓口が開いている時間に会うのも手ですね。

万が一、被害に遭った場合はどうしたらいいの?

以下にご相談ください。

相談窓口

■国民生活センター消費者ホットライン
電話番号:188 または 03-3446-1623
受付時間:平日は10時~12時・13時~16時、土日祝は10時~16時(各地の窓口受付時間によります)

■警察相談専門窓口
電話番号:#9110
受付時間:平日の午前8時30分~17時15分(各警察本部で異なります)
※110番とは違い「事件性があるかどうかも分からない」という段階での相談が可能です。

参考記事

「ちゃんとした」「普通の」USBメモリはこちら

2019年8月29日お金パソコン, 周辺機器, 犯罪

Posted by ナオ Nan N.