【ネタバレがっつりあります】小説版「りさ子のガチ恋♡俳優沼」(文庫本)を読みました【感想】

2018年4月23日レポートレビュー, 口コミ, 感想, 書籍, 書評, 松澤くれは, 読書

発売日に成田空港のTSUTAYAで取り置きをお願いしておいたこの本を受け取り、そのままリリースパーティーへ行きました。

リリースパーティーの様子はこちら

小説版「りさ子のガチ恋♡俳優沼」感想

1回目、読了しました。

この小説は、芸能界で働く方全員、そして「沼(そのジャンルにハマって抜け出せない状態)」にいるファンの方全員に読んでいただきたいバイブルです。DVDを買うよりずいぶんと安いですよ。そして舞台版も気になったらDVDを買ってみましょう!Amazonや楽天市場などで売っています。

続きから、感想などなど。

26歳、彼氏無し。OLりさ子の趣味は舞台鑑賞で、若手イケメン俳優の翔太君を追いかける日々。2.5次元舞台『政権☆伝説』に通い詰め、高額プレゼントを贈る。「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」とお金と時間をつぎ込み、彼からのちょっとした「特別扱い」にときめいていたが、ネットで彼に彼女疑惑が持ち上がり……。俳優とファン。演劇業界の闇に切り込む、見て見ぬふりをしたかった愛憎劇!

【引用元】「りさ子のガチ恋♡俳優沼 」裏表紙

本書は、私たちオタク女子たちにわが身を振り返るきっかけを与えてくれるとともに、オタクの熱量を誰にでも楽しめる優れたエンタメに昇華した魔書であるといえよう。

【引用元】「りさ子のガチ恋♡俳優沼 」帯(解説)

表紙は「まじょっこ」さんのイラストです。オタク感を出すために研究されたそうです。可愛い装丁です。

文体は非常に読みやすいです。

解説までで381ページあるのですが、私の読書ペースでじっくり読んでトータル3時間くらいでした。参考にならないと思いますが(割と読むペース早いです)。

また、本文の装飾にも著者のこだわりがあります。

大事なところは太字で強調してみたり、TwitterやLINEはそれっぽい画面にしてみたり、手書きの手紙の部分はフォントを変えてみたり、りさ子の気持ちが暴走する場面では「暗転」 させて観たり、週刊誌っぽい画にしてみたり、まとめサイト風の画にしてみたり。

舞台は演出で表現していた心理描写が、文字として描写されているので、舞台版よりかなり心情が理解しやすいかな、と思います。著者も心理描写にちからを入れたとTwitterで発言していました。

小説版「りさ子のガチ恋♡俳優沼」感想、ここからネタバレ

ストーリーは、りさ子目線、あっきー目線、るる目線で語られます。

私たちオタク、特に芸能界で活躍されている方のファンには、あるあるという場面と、ぐさぐさとくる場面ばかり。

愚痴垢の場面については、実際にアカウント作成して観察して作ったそうです(パーティーで著者が話していました)。私は愚痴垢はフォローしないし、検索もあまりしないのですが、きっとそうなんだろうな~、って思いました。

俳優視点の部分は、私は実際はどうなのか知る術がないのですが、多分そうなんだろうな~、って思います。薄い包装のプレゼント(後述)が嬉しいって、やっぱりゲンキンですね!手紙を読みすらしない俳優がいるというのはファン目線からすると、とても悲しいですが……。そんなことしていると、手紙に薄い包装のプレゼントを仕込んちゃうぞ!

私がDVDを見て、りさ子が舞台の最前なのに服装が地味なのに違和感を覚えたんですけど、その理由もちゃんと書かれています。

伏線もたっぷり張ってあります。たぶん、りさ子が賢護のストーカーをやったんでしょうね。これがりさ子の1回目のストーカーかな?

第二幕、本当に怖いです。私はDVDで舞台版を見ているので、ストーリーは把握しているのですが、りさ子のストーカーっぷりが本当に恐ろしいです。舞台版を知らずに小説版のみを読んだ人は、本当に恐怖すると思います。りさ子、このストーカー時期の仕事はどうしていたのでしょうか?有休?もしくは辞めた?

エピローグ、ここは舞台版と完全に結末が異なります。

舞台版は、カーテンコールの後に、出待ちしてあっきーに声をかけるだけでした。

小説版のりさ子は、1回目と2回目のガチ恋暴走ストーカーから学習して、俳優に「知ってもらう」手段として、とうとう美容整形しました。ターゲットはあっきー。関係者のふりして楽屋に入っていくりさ子。あっきー、恋愛はしない主義だけどセフレは厳選して(口が固い人を選んで)複数人いるのですが、あっきー、整形したりさ子を見て、セフレ候補に入れちゃいました。あー、これ、次はあっきーが炎上ストーカー物件確定じゃあないですか(笑)。

皆さん、俳優さんへのプレゼントは薄い包装のプレゼントことスタバカードがおススメです(笑)!1,000円~30,000円まで1円単位でチャージできるので、高額プレゼントも可能です(笑)。あとはiTunesカードとかGoogle PlayとかAmazonとか、最近はいろいろなギフトカードがありますね(笑)。

ちなみに、劇中劇「政権☆伝説」は積極的に2次創作OKで、蒲田でオンリーイベントを開くまでがワンセットだそうです。

この記事を書いている時点で、はるかぜちゃんのブログに「りさ子のガチ恋♡俳優沼」の感想があがっています。文才のない私よりよっぽど宣伝になりそうです(自虐)。

文才なくても、ブログはやめません!

個人的には「りさ子のガチ恋♡俳優沼」をきっかけに、「トルツメの蜃気楼」もぜひノベライズ化してほしいです!

2018年4月23日レポートレビュー, 口コミ, 感想, 書籍, 書評, 松澤くれは, 読書

Posted by ナオ Nan N.